石川県医療機器協会とは

沿革

大正末期 半田磯八氏、冨木喜久男氏らが石川県医療理化学器械同業組合を結成
昭和2~3年 組合員14名で活動
昭和16年 石川県商業報國会の傘下で石川県医療理化学器械同業組合が再結成
昭和18年 福井、石川、富山、新潟の4県の業者を集めて北陸医療理化学器械工業組合を結成、その後終戦とともに自然消滅
昭和33年 野村(㈱不二製作所)、宮崎(㈱越屋)、冨木(冨木医療器㈱)氏を中心として組合再興の機運が起こる
昭和34年 石川県医療機器組合として活動を再会
平成20年 50周年を機に石川県医療機器協会に改名

日本医療機器販売協会について

日本医療機器販売業協会(略称:医器販協)は、全国の医家向け医療機器の販売業者が加盟した、全国唯一の医療機器販売業団体として設立されました。
会員相互の意見交換、意見調整及び連帯を図り、医療機器等の適正かつ安定な供給達成のため、諸施策及び機能の近代化及び合理化を推進し、会員の社会的地位の向上と業界の発展に寄与すると共に、国民の健康と福祉の増進に貢献することを目的とします。

日本医療機器販売協会の詳細はコチラ

石川県医療機器協会の役割

医療機器の販売は専門知識が必要で、誰にでもできるわけではありません。特に高度な医療機器の取り扱いには都道府県の許認可が必要です。
私たちは医療機器の販売業や修理業の許認可を受けて、医療機関に医療機器を販売しています。
日本はWHOに世界一の医療体制と評価されています。その要因の1つが国のすみずみにまで医療機関が存在し、地域の医療が充実しているからです。そしてその素晴しい体制を支えているのが全国を網羅している私たち医療機器販売業による流通なのです。もちろん医療機器の流通だけでなく、医療現場と医療機器メーカーとの間をつなぐ情報の流通も担っています。

医療機関に必要な医療機器や医療用材料を迅速に、そして安定的に供給することが私たちの大きな役割の1つです。それらの医療機器は、ガーゼや注射針などの、小さくて、使い捨ての消耗品から、MRIやCTなどの大型の最新機器まで多岐にわたり、サイズバリエーションも含めるとそのアイテムは60万点を越えると思われます。
しかも、日々新しい製品が出るため、常に新しい医療機器の情報を管理して、医療機関の要望にいつでも応えられるようにしなければなりません。医療機器はその効果効能に合わせて少量多品種となっています。それらのバリエーションをきちんと把握することも私たちの大切な仕事です。

医療機器の導入に当たっては、その設置場所を始め、医療現場の効率化を考えたマネジメントも求められ、さらに技術指導や最適な医療サービスのご提案まで、多岐にわたって医療機関をサポートしています。
販売の際にお話しするのは医師や看護師など専門家の方々ですから、そのお話にちゃんとお応えできるように、こちらも専門知識を持っていなければなりません。 ですから、とにかく勉強の毎日です。医療は常に進歩していますし、新しい医療機器を患者さんの治療に役立てていただくためにも、常に世界中の新しい医療機器などの情報をキャッチしています。
最近の医療機器は大変進歩し、高性能だったり多機能だったりしますので、当然その分複雑になってきています。それだけに、私たちも時間をかけて勉強しますし、導入に当っては、医療機関の方々にも十分な説明を行うようにしています。
また、医療機器を医療機関に設置したら終わりではなく、医療機器の性能を維持するための定期的なメンテナンスや修理も担当しています。万が一機器に不具合が出たときなどには、代替機の準備等の緊急対応を行い、治療が滞りなく行われるようにしています。

石川県医療機器協会の組織図

主な活動について

  • 1、医器販協、医療機器の販売管理者・修理業の技術責任者に対する継続講習
  • 2、医器販協、改正薬事法における継続的研修
  • 3、公取協議、公正競争規約説明会
  • 4、各委員会、講演会、各委員会における研修会
  • 5、協会会員レクリエーションの実施
  • 6、永年勤続従業員の表彰
  • 7、協会ホームページによる広報活動の実施